「華竜1号」世界初モデルプロジェクトが竣工検収に合格―中国

人民網日本語版    2023年5月8日(月) 9時0分

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中核集団によると、中国が独自に開発した第3世代原子力発電技術「華竜1号」の世界初となるモデルプロジェクトである中核集団福清原発5、6号機が5日、竣工検収をクリアした。

中核集団によると、中国が独自に開発した第3世代原子力発電技術「華竜1号」の世界初となるモデルプロジェクトである中核集団福清原発5、6号機が5日、竣工検収をクリアした。人民日報海外版が伝えた。

検収チームは、「華竜1号」の世界初となるモデルプロジェクトが全面的に完成し、中国において整った独自の第3世代原発型式基準体系を形成し、世界における中国の原発の競争力を大幅に高め、中国のエネルギー構造最適化とグリーンで低炭素な発展の推進にとって重要な役割を果たし、「華竜1号」の後続量産建設プロジェクトにとっても良好な参考価値を提供したとの認識で一致した。


「華竜1号」は、中国が30年余りにわたる原発の科学研究、設計、製造、建設、稼働経験をベースに研究開発した、完全に独自の知的財産権を持つ第3世代加圧水型原子炉のイノベーション成果であり、技術指標は国際的な先進レベルに達している。同プロジェクトは2015年に福建省福清市で着工。2022年に全面的に完成した。 現時点で、「華竜1号」の世界初となるモデルプロジェクトの発電ユニット2基の年間発電量は200億kWhで、毎年標準石炭の消費量を624万トン削減、二酸化炭素の排出量を1632万トン削減、1億4000万本の樹木を植樹したことに相当し、顕著な経済・社会効果と環境保護効果がある。(提供/人民網日本語版・編集/AK)


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