宇宙貨物船「天舟5号」が宇宙ステーションから分離、新世代の宇宙貨物船を打ち上げへ―中国

人民網日本語版    2023年5月8日(月) 17時30分

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中国有人宇宙事業弁公室によると、宇宙貨物船「天舟5号」が北京時間5日午後3時26分、宇宙ステーションコンビネーションから順調に分離され、単独飛行段階に入った。

中国有人宇宙事業弁公室によると、宇宙貨物船「天舟5号」が北京時間5日午後3時26分、宇宙ステーションコンビネーションから順調に分離され、単独飛行段階に入った。人民日報が伝えた。

「天舟5号」は2022年11月12日に文昌航天発射場から軌道上に打ち上げられ、有人宇宙船「神舟15号」の宇宙飛行士3人の6カ月分の軌道滞在消耗品、推進剤、応用実験装置などの物資のほか、超小型衛星「澳門(マカオ)学生科学教育衛星1号」、宇宙水素・酸素燃料電池、宇宙高エネルギー粒子探査ペイロードなどの実験プロジェクトを搭載した。

「天舟5号」は今後、「神舟15号」が宇宙貨物船コンビネーションから分離された後、宇宙ステーションノードモジュールを周回し、そしてその前方ポートと連結する。

宇宙貨物船「天舟6号」とキャリアロケット「長征7号遥7」のコンビネーションは7日、打ち上げエリアに垂直移動され、近日中にタイミングを見計らって打ち上げられる計画だ。中国有人宇宙事業弁公室の説明によると、文昌航天発射場の施設・設備のコンディションは良好で、今後は計画に基づき打ち上げ前の各種機能検査や共同テストなどを行うという。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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