「中国風ハンバーガー」が海外にも販路、グルメが地域経済の発展を促進―中国

人民網日本語版    2023年5月10日(水) 11時30分

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「潼関肉挟饃」は現在、カナダ、米国、英国、韓国など複数の国に輸出され、直接的・間接的に生み出した雇用は10万人を超え、年間売上高は約60億元に上る。

「中国風ハンバーガー」や「中国式サンドイッチ」と呼ばれるのは、海外にある中国料理店の多くで有名な中国の軽食「陝西潼関肉挟饃」だ。

陝西省渭南市潼関県の伝統的グルメである「潼関肉挟饃」は、潼関風の豚バラ肉の煮込みをサクサクのパイ皮風のバンズで挟み、煮込み肉の甘い香りが食欲をそそる有名な軽食だ。中国には「潼関肉挟饃」の店が1万店以上あるだけでなく、海外でも中国人によって5つの大陸に持ち込まれ、今では海外在住の中国人と海外のグルメたちの胃袋を満足させている。材料は世界中に供給され、今やファストフード業界で西側諸国発のハンバーガーの地位を脅かす存在になりつつある。

「潼関肉挟饃」は現在、カナダ、米国英国、韓国など複数の国に輸出され、直接的・間接的に生み出した雇用は10万人を超え、年間売上高は約60億元(約1200億円)に上り、中国全土でその生産販売を手がける店舗は2万店以上に達している。今年に入ってからは、カナダ・トロント、韓国・釜山、英国に冷凍バンズ150トン、枚数にして130万枚が輸送されている。(提供/人民網日本語版・編集/KS)


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