香港映画界の巨匠ツイ・ハーク（徐克）監督が手掛ける新作映画の主演に決まった中国の人気俳優シャオ・ジャン（肖戦）について、「主演は実力でもぎ取ったものだ」と紹介する投稿が注目を集めた。

シャオ・ジャンの主演が発表されて大きな話題となっているのは、武侠小説の大家・金庸の作品を原作とする映画「射鵰英雄伝：侠之大者」。シャオ・ジャンが務めるのは郭靖役で、名監督と人気俳優のタッグは多くの期待と支持を呼んでいる。

中国のポータルサイト・網易に10日掲載された記事によると、シャオ・ジャン起用の経緯について明かしたのは制作会社・中国電影股分有限公司の傅若清（フー・ルオチン）董事長。同氏は「会社は写真撮影や各種トレーニングを通じて評価を重ね、最終的に確認した」と説明したといい、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）ではこの発言が「自身の実力によって業界で認められ、もぎ取った役だ！」と期待を込めて紹介された。

ネットユーザーからはこれに「確かに最高の人選。シャオ・ジャンにはおとこ気がある」「実力で認められる優秀な俳優！」「努力する人は報われる」などの声が上がり、シャオ・ジャンの郭靖役に期待するとの声も多く寄せられた。（翻訳・編集/野谷）