人民網日本語版 2023年5月10日(水) 22時30分
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ブルーベリーが旬を迎えている。広東省仏山市南海区里水鎮の智源施設ブルーベリー栽培園では、ブルーベリーがたわわに実り、作業員が収穫に追われている。
ブルーベリーが旬を迎えている。広東省仏山市南海区里水鎮の智源施設ブルーベリー栽培園では、ブルーベリーがたわわに実り、作業員が収穫に追われている。ここのブルーベリーはサイズが大きく、直径が従来のものの2~3倍、中ぶり~大ぶりのものは18~25ミリメートルで、超大ぶりのものは26ミリメートル以上。ここのブルーベリーは大きいほか販売時期も早く、従来のものが毎年4~9月に大量に市場に出回るのに対し、同栽培園のものは早くも1月から市場に出回るようになる。科技日報が伝えた。
ここのブルーベリーはなぜ成長が早く大ぶりなのだろうか。同栽培園は華南農業大学園芸学院の陳日遠(チェン・リーユエン)教授のチームの科学研究成果を活用し、鉄骨ハウス、全自動水・肥料一体化灌漑システムなどの近代的な栽培技術を採用し、1株毎の各成長段階に必要な栄養分を正確にコントロールできるようになった。
この大ぶりのブルーベリーはすでに市場で大好評となり、品薄になっている。現在、このブルーベリー技術は15の産業プロジェクト生産拠点が設立され、累計栽培面積が166.7ヘクタールを超えており、良い経済・社会効果が得られ、栽培面積が拡大し続けている。
陳氏のチームは華南地域の独特な温熱条件を利用し、大型ハウス基質栽培の生産スタイルを革新し、8年をかけ品種適応性選択、樹形培養剪定、開花・着果促進、品質管理、病虫害総合対策などの重要技術を確立し、最終的に南方地域の気候の栽培に適した「南高シリーズ大型ブルーベリー」品種を選別した。安定生産期に入るのが早く、生産量が多く、品質が高く、従来のブルーベリーの制限を大きく突破した。
また、陳氏のチームは当初より産業化に特に注目し、関係企業と各種協力を行った。この製品と技術はすでに10数件の特許を出願しており、チームと企業が共有している。 栽培、収穫、レベル分け、加工、保管、輸送、販売など、チームは「南高シリーズ大ぶりブルーベリー」という新品種をめぐり、ブルーベリー生産・管理の産業新スタイルの構築を決定した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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