アビエイ問題がスーダン紛争の負の影響を受けないよう望む―中国

CRI online    2023年5月10日(水) 18時20分

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中国の戴兵国連次席大使は9日、安保理におけるアビエイ情勢を巡る審議で、中国はアビエイ問題がこれ以上スーダン紛争の負の影響を受けないことを望むと述べました。

中国の戴兵国連次席大使は9日、安保理におけるアビエイ情勢を巡る審議で、中国はアビエイ問題がこれ以上スーダン紛争の負の影響を受けないことを望み、当事者が引き続きアビエイの最終的地位の解決に有利な条件を積み重ねていくことを望んでいると述べました。

戴氏は「スーダンと南スーダンはアビエイ問題の当事国であり、アビエイ問題の政治的解決には双方の対話と協力が欠かせない」とし、「スーダンが早期に停戦を実現し、これまでに達した合意を実行に移すことを希望する」と述べました。

戴氏は「中国は国連アビエイ暫定治安部隊(UNISFA)がアビエイ地区の平和と安定の維持のためにしてきたたゆまぬ努力を称賛する。中国は引き続き、平和の使命を断固履行し、実際の行動でUNISFAの活動を支持し、アビエイ地区の安全と安定のために貢献していく」と述べました。

アビエイは、スーダンと南スーダンの係争地の一つです。2011年6月に安保理は、アビエイ地区からのスーダンと南スーダンの部隊撤退を監督するUNISFAの設立を決定しました。(提供/CRI

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