サッカーのアジアナンバーワンナショナルチームを決めるAFCアジアカップの組み合わせ抽選会が11日午後8時（日本時間）に始まる。

これに関連し、韓国メディアのbestelevenは「韓国と中国が同じ組になれば、最注目の対決となる」との見方を示しているという。中国スポーツメディアの直播吧が10日付で伝えた。

来年1～2月にカタールで開催される大会には24チームが参加。各組4チーム総当たりのグループリーグを実施し、各組の上位2チームと各組3位の中の上位4チームの計16チームが決勝トーナメントに進出する。

組み合わせ抽選会は今年4月6日に発表されたFIFAランキングに応じたポット分けに基づいて実施される。開催国カタールは第1ポットに入る。ポット分けは以下の通り。

第1ポット：カタール、日本、イラン、韓国、オーストラリア、サウジアラビア

第2ポット：イラク、UAE、オマーン、ウズベキスタン、中国、ヨルダン

第3ポット：バーレーン、シリア、パレスチナ、ベトナム、キルギス、レバノン

第4ポット：インド、タジキスタン、タイ、マレーシア、香港、インドネシア

bestelevenは、第2ポットでランキング最上位のイラクについて「最も脅威となるチームとみなされている」と指摘。ウズベキスタンについては「年代別の各代表が近年良いパフォーマンスを見せている」とした。UAEとオマーンについては「実力を軽視できないが、韓国にとって恐れるような局面にはならないだろう」との見方を示した。中国については「暗黒期にある。代表の元監督が司法捜査を受け、一部選手にも八百長の疑いがかけられ、チームは実力不足を帰化選手で補っている」とした上で、「技術水準の高低にかかわらず、韓中戦は常に注目される。同じ組になれば、最注目の試合となるだろう」とした。

韓国メディアの見方について、中国のサッカーファンからは「（中国について）過大評価だ」「一方的な試合に注目することなんてない」「韓国メディアももっと上を追い求めようよ」「（中国を）またぼこぼこにしたいんだろ」などのコメントが寄せられた。（翻訳・編集/柳川）