5日に韓国の晋州（チンジュ）で開幕したウエイトリフティングの2023アジア選手権は10日、男子89キロ級に中国の李大銀選手と田涛選手がそろって出場しました。スナッチでは、李大銀が180キロを記録し、この階級の世界記録を塗り替え、トータルも396キロで世界記録を更新しました。田涛は最後の試技で、力を尽くして222キロを持ち上げ、クリーン＆ジャークの世界記録を塗り替えました。最終的に李大銀は金メダル2個、銀メダル1個、田涛は金メダル1個、銀メダル1個、銅メダル1個を獲得しました。

同日夜に行われた女子81キロ級では、中国の梁小梅選手と汪周雨選手が金、銀メダルを総なめにしました。梁小梅は6回の試技に全て成功して、スナッチ、クリーン＆ジャーク、トータルにおいて、120キロ、155キロ、275キロで金メダルを獲得しました。汪周雨は115キロ、146キロと261キロで3個の銀メダルを獲得しました。（提供/CRI）