中国商務部の束珏婷報道官は11日に開かれた定例記者会見で、「中国と中央アジア5カ国は国交樹立してからこの30年あまり、着実で実り豊かな協力の成果を収めた」と述べました。

束報道官によりますと、2022年、中国と中央アジア5カ国は700億ドルの貿易目標を前倒しで実現し、今年1‐3月の貿易額は前年同期比22％増加し、力強い発展の勢いを見せているほか、貿易構造もより最適化されているということです。

今年3月末までに、中央アジア5カ国に対する中国の直接投資額は150億ドルを超え、プロジェクト請負の売上高は累計639億ドルに達しました。多くの建設プロジェクトが次々と実施され、中央アジア各国の産業の高度化、相互連結、国民生活の改善を後押ししています。

束報道官は「商務部は中央アジア各国の経済貿易部門とともに、今月18日から開催される中国・中央アジアサミットを契機に、貿易投資の好調ぶりを維持し、中国・中央アジアの経済貿易協力を新たな段階に引き上げていきたい」と述べました。（提供/CRI）