「韓国のタクシーに乗って衝撃」グーグルCEOが「バード」に韓国語を選んだ理由

Record Korea    2023年5月15日(月) 8時0分

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12日、韓国メディア・アジア経済は「グーグルの会話型AIサービス『Bard』が英語を除く初の支援言語に韓国語を選んだ」と伝えた。チャットAI「Bard」

2023年5月12日、韓国メディア・アジア経済は「グーグルの会話型AIサービス『Bard』が英語を除く初の支援言語に韓国語を選んだ」と伝えた。

米カリフォルニアのグーグル本社で現地時間11日に会見し、Bardを韓国を含む180の国・地域で全面公開すると発表した。これまでは英語のみの対応だったが、同日からは韓国語、日本語にも対応する。今後は支援言語を40まで拡大する予定だが、「韓国語、日本語がBardの最優先支援言語に設定されたということ」だと記事は説明している。

グーグルのスンダー・ピチャイCEOは会見後、記者団に対し、韓国語を英語を除く最初の支援言語に選んだ理由について「韓国語は英語とは極めて異なる言語で、韓国と米国は時差もある。とてもダイナミックな国で、先端技術も発達している。そのような理由から、Bardの言語支援において、韓国は適格だ」「韓国語はAI開発において挑戦的な領域だ」と説明した。

また、ピチャイCEOは1999年に韓国を訪問した際、タクシーを利用し、運転手が携帯電話3台を同時に使っていたのが深く印象に残っていると語ったという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「サムスンがスマホの基本検索エンジンをグーグルからBingに変えようとしているから、グーグルは焦ったんだろうね」「韓国語と日本語は語順が同じだから同時に対応するというだけでは」「欧州は英語圏だし、韓国と日本以外に進出すべき言語圏が他にないでしょ。中国は無理だし(笑)」「先進国でグーグルが占領できなかったのが韓国(Naver)と日本(Yahoo)だからでは」などのコメントが寄せられている。

また、タクシーのエピソードについて「1999年のことなら、携帯電話じゃなくて配車用の端末機じゃないのか」「99年に携帯3台持ちは浮気用でしょ」「客の忘れ物を持ってたのでは」といったつっこみや、「ハングルは簡潔ながら繊細な表現まで可能な世界最高の言語だからね」「韓国の言語は科学だから」「世宗大王、ありがとうございます」などの声も見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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