Record China 2014年7月20日(日) 12時14分
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17日、米軍事情報サイト・Strategy Pageは、中国人民解放軍が実施している戦闘機操縦士養成訓練が、第2次世界大戦時の日本海軍のものと酷似していると指摘した。写真は中国の空母艦載機。
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2014年7月17日、米軍事情報サイト・Strategy Pageは、中国人民解放軍が実施している戦闘機操縦士養成訓練が第2次世界大戦時の日本海軍のものと酷似していると指摘した。19日付で環球時報が伝えた。
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中国は現在、宇宙飛行士養成プログラムを基に、空母の戦闘機操縦士の採用と訓練計画を実施している。高校在学中の操縦士候補を発掘し、高校卒業と同時に6年を超える養成訓練を開始するというもの。優秀なスポーツ選手や科学者の養成にも使われている方法だ。
だが、中国には経験豊富な空母の戦闘機操縦士の教官が存在しない。これは十数年前に中国で宇宙飛行士養成計画が立ち上がった時と同じ状況だ。さらに第2次世界大戦時に日本海軍が直面した状況ともよく似ている。
1941年当時、日本の操縦士候補は総飛行時間700時間以上で、「大日本帝国海軍の飛行機乗り」として認められた。当時の米海軍の操縦士の約半数は、総飛行時間300〜600時間で、600時間を超える操縦士は全体の25%ほどでしかなかった。開戦直後に日本軍の戦闘機が米軍に対し圧倒的優位に立っていたのは、豊富な経験からくる操縦士の優秀さのおかげだ。中国もこの点に着目しているようだ。
空母の甲板で戦闘機の離着陸事故が発生すれば、その損失は計り知れない。中国はベテラン操縦士と経験の少ない操縦士をペアにして任務に就かせるという。さらに中国初の空母ワリャーグの乗組員・操縦士には解放軍のなかで最も優秀な兵士が選ばれるはずであり、これによりリスクを最小化し、成功率を最大化することが可能になっている。(翻訳・編集/本郷)
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