中国外交部、欧州に独立した客観的な対中認識の形成を希望

CRI online    2023年5月16日(火) 11時20分

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中国外交部の汪文斌報道官は15日に開かれた定例記者会見で、ボレル欧州連合外務・安全保障政策上級代表が行った中国に関連する発言について、中国政府の見解を述べました。

中国外交部の汪文斌報道官は15日に開かれた定例記者会見で、ボレル欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表が行った中国に関連する発言について、中国政府の見解を述べました。

汪報道官は「中国は終始戦略的に、また長期的な視点から中国・欧州関係を見ている。欧州を全面的な戦略パートナーとしており、対欧政策の面では安定した連続性を保っている」と述べ、中国の欧州に対する立場を示しました。また、ゼロサムゲームに反対する欧州の態度を称賛する一方、中国に関する「パートナー、競争者、制度的ライバル」といった「三重の位置づけ」自体が矛盾しているものだと批判しました。さらに「欧州がイデオロギーの色眼鏡を外し、外部からの妨害を排除し、戦略的自主を堅持して、独立かつ客観的な対中認識を形成するとともに、前向きで理性的な対中政策を遂行することを望む。これは欧州の利益に最も合致するものだ」と述べました。

また、今年、中国がEUと全面的な戦略パートナーシップを樹立して20周年であることに触れた上で、欧州と共に、各レベルの交流の全面的な再開、各分野における対話協力の活性化を通じて、双方の関係の健全かつ安定した発展を確保し、世界の平和、安定、繁栄に新たな原動力を注いでいきたい中国の姿勢を示しました。(提供/CRI

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