土星の環にそっくり、青海省茫崖市の地形を撮影―中国

人民網日本語版    2023年5月16日(火) 20時30分

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撮影愛好家が青海省海西モンゴル族チベット族自治州茫崖市でこのほど、土星の環に似た地形を撮影した。

撮影愛好家が青海省海西モンゴル族チベット族自治州茫崖市でこのほど、土星の環に似た地形を撮影した。画像の地形は土星の環にそっくりで、しかもこの土星の輪がいくつも順序良く並んでいる。土星の環に似た地形は民間の探検家から「茫崖ミステリーサークル」と呼ばれており、特殊な褶曲を見せるヤルダン地形で、独特な科学研究の価値を備えている。人民網が伝えた。

青海省地質調査院地域地質鉱産調査研究所副所長で上級エンジニアの張小永(ジャン・シャオヨン)氏によると、地質調査院の技術者と茫崖市文化・スポーツ・観光・ラジオ・テレビ局の職員が現場で行った調査により、地質構造の作用と風食作用がその主な形成原因であるとの初歩判断が下された。もともと地下深く埋まっていた新第三紀河川・湖沼堆積層が地域構造運動の影響を受け、一連の短軸褶曲構造を形成した。そして褶曲構造により本来は水平に広がっていた岩層に湾曲が生じ、これらの湾曲した岩層が地表まで隆起した後、長期的な強い風食作用により抗風化性の異なる湾曲岩層に異なる風化・侵食が発生したとみられている。そしてこれにより遠くから見ると巨大な輪の形に似た現在の不思議な景観が形成された。(提供/人民網日本語版・編集/YF)




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