Record China 2007年6月25日(月) 20時43分
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2007年6月21日、北京市衛生局が作成した最新の「健康播報」によると、昨年の北京市民の妊産婦死亡率が過去最低になったと発表している。(写真は妊婦体操をする場面)
2007年6月21日、北京市衛生局が発表した最新の「健康播報」のなかで、北京市の昨年の妊産婦死亡率が過去最低になったとの報告があった。
妊産婦死亡率は国や地域の健康水準を表す重要な指標のひとつである。北京市民の妊産婦死亡率は、昨年7.9/10万出産件数と過去最低を記録。しかしながら、北京市の流動人口いわゆる出稼ぎ労働者とその家族の妊産婦死亡率は北京市民に比べると、3倍から5倍高くなるという。
北京市衛生局スポークスマンの説明では、妊産婦死亡の原因には「直接産科原因」と「間接産科原因」があり、北京市は先進国同様「間接産科原因」で死亡する率が53%と高く、流動人口のそれは発展途上国と同じく「直接産科原因」での死亡率が69.8%を占める。
北京市衛生局は、たびかさなる人工中絶や堕胎薬の乱用は子宮外妊娠を引き起こしやすいと注意をうながし、妊娠前に夫婦そろって病院で検査を受けるよう勧めている。(翻訳・編集/本郷智子)
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