ザリガニが半額に暴落、供給十分で「好きなだけ食べられる」?―中国

人民網日本語版    2023年5月17日(水) 18時30分

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中国でザリガニのシーズンが到来した。最近は市場に出回る量が大幅に増加して、価格が半額近く値下がりした。

中国でザリガニのシーズンがまた到来し、ガーリック味、マーラー味、ミックススパイス十三香味など、各種テイストの夏の人気グルメ・ザリガニが食卓に欠かせないメニューとなっている。最近は市場に出回る量が大幅に増加して、価格が半額近く値下がりした。

四川省成都市の複数の水産物卸売市場を取材してわかったのは、ザリガニは市場に出回り始めた頃は500グラム当たり20元(約400円)近くしたが、今は同10元前(約200円)後とほぼ半額になったことだ。

卸売業者は「(ザリガニ消費は)基本的に若者が中心で、今年も買いにくる人は若者が多い。別の店の500グラム当たり90元(約1800円)以上する調理済みザリガニより、うちで新鮮なザリガニを買って自分で料理した方がお得だ」と話した。

ザリガニがこんなに安くなったのはなぜか。メーデー5連休が終わり、ニーズが相対的に減少したことの影響がある。その一方でザリガニの生産量増加が価格の動きを左右したことがある。5月上旬に田んぼのザリガニは相次いで成熟期を迎えている。一部の農家は今後の中生(なかて)栽培に影響しないよう、ザリガニの捕獲量を増やした。

ザリガニ市場は供給が十分になったことで、今後15~20日間、価格がさらに低くなる可能性がある。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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