人民網日本語版 2023年5月17日(水) 15時30分
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湖南省長沙市出身の徐卓媛さんが世界最高峰の山・エベレストの登頂に成功した。
ネパール時間15日午前5時42分(北京時間同7時57分)、湖南省長沙市出身の徐卓媛(シュー・ジュオユエン)さん(16)が世界最高峰の山・エベレストの登頂に成功した。中国でネパール側から登頂に成功した最年少の女性となった。
湖南師範大学附属高校1年生の徐さんは4月15日に長沙を出発し、ネパールへ向かった。21日にルクラから登り始め、28日にベースキャンプに到着して、登頂を目指した適応訓練を受けた。そして、北京時間5月14日午後10時、エベレスト南麓の標高7950メートルに位置するベースキャンプのC4キャンプ地を出発し、10時間の過酷な道のりを経てついに登頂に成功した。
徐さんは「湖南省のエベレスト登頂第一人者」と呼ばれる父親・徐江雷(シュー・ジアンレイ)さんの影響で、同年代の子供たちが宿題に追われている時に父親と共に無人地域を歩き、同年代の子供たちがゲームで遊んでいる時に父親と共に山に登っていたという。そして、まだ幼い時から5000メートル以上の高い山5座に登り、中国全土にその足跡を残してきた。そして、12歳の時には「エベレスト登頂」を目標に掲げ、4年後の今年、ついにその目標を達成した。
そんな徐さんは、「自然の中では、人間はちっぽけな存在。自然に対して畏敬の念を抱きながら、エベレストの頂上に近づかなければならない。荷物には父親が登頂に成功した時に使った手袋を入れた。父親から受け継いだ手袋が、夢を叶えた私を見守ってくれた。大学を卒業した後も、登山を続け、『探検家グランドスラム』(世界七大陸最高峰、北極点、南極点を制覇すること)という最高の栄誉に挑戦したい」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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