中国・広東省広州市で14日に発生した火災について、電動バイクが発火したことが原因とみられることが分かった。中国メディアの封面新聞が18日付で伝えた。

14日午前2時48分、同市海珠区の民家で火災が発生し一家5人が死亡した。地域の住人は「火災が起きたのは未明だった。現場に行くとすでに消防隊が消火に当たっていた。火の勢いは強く、自分たちが持っていた初期消火用の道具は役に立たなかった」と話した。

報道によると、建物は無許可で改築されていた疑いがあるという。窓に防犯用の柵が設置されていたことや、避難経路が確保されていなかったことで脱出が困難になったようだ。また、警察の調べによると、屋内で充電していた電動バイクから発火したことが火災の原因とみられている。

ネットユーザーからは「また電動バイク。何度も警告されているのに言うことを聞かないから」といった声がある一方、「電源がなかったら（屋外で）どうやって充電すればいいのか」「電池に問題があったんだろう」との声も寄せられている。

中国では過去にも充電中の電動バイクが発火したことによる火災がたびたび起きており、当局は屋内で充電しないよう繰り返し呼び掛けている。（翻訳・編集/北田）

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— 中国動画 (@RC00547555) May 19, 2023