中国国旗を掲げ非難浴びた台湾選手「私がもし日本や米国の国旗を掲げていたら…」

Record China    2023年5月23日(火) 15時0分

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中国メディアの環球網は22日、表彰式で中国国旗を掲げた台湾選手が台湾当局から批判を浴びていると報じた。

中国メディアの環球網は22日、表彰式で中国国旗を掲げた台湾選手が台湾当局から批判を浴びていると報じた。

報道によると、先日、韓国で開かれたアジア太平洋マスターズゲームズのテコンドー・プムセ(型)個人40歳部門で銅メダルを獲得した台湾の李東憲(リー・ドンシュエン)選手が、表彰式で中国国旗の「五星紅旗」を掲げ、物議を醸した。

台湾の陳建仁(チェン・ジエンレン)行政院長は、李選手が台湾について「独裁、言論の自由がない」などと表現したことについて問われると、「彼は自ら(個人の名義で)韓国での大会に申し込んだのであり、台湾テコンドー協会から派遣されたわけではなく、台湾の代表でもない」とし、「彼が共産党員であるか、台湾で関連組織を発展させているか、関連機関に調査して明らかにしてもらう」と述べた。

一方、李選手は台湾のネットユーザーらから批判を浴びたことを受け、20日に自身のSNSアカウントに「自分がやったことについて後悔はしていない。五星紅旗を掲げたのも初めてではなく、今回は幸いにも皆さんに知ってもらえただけ……中華民族の偉大な復興万歳、中国人民万歳!」などとつづった。

また、中国メディアの海峡導報のインタビューで、「台湾に本当に言論の自由があるなら、彼らは私たち庶民の発言やこのような行為を阻止することはできないはず」と主張。「私が掲げたのが韓国国旗、あるいは日本国旗、米国国旗だったなら、彼らは私に拍手を送ったのではないか?」とし、「私が掲げたのが彼らにとって好ましくないものだったというだけで袋だたきにしている。これは、実は台湾が独裁的な場所であることを世界中に知らしめているのだ」などと述べた。

李選手は2013年以降、中国本土でテコンドーの大会に参加するようになり、現在は長期にわたり中国に滞在している。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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