アルゼンチンで開催されているサッカーのU-20（20歳以下）ワールドカップ（W杯）のグループステージで、日本と韓国がそろって白星発進した。

グループCの日本は21日（日本時間22日）の初戦でアフリカ王者セネガルと対戦した。日本は15分にMF松木玖生（FC東京）がペナルティーエリア手前でパスを受け、左足でグラウンダー性のシュートを見事に決めて先制。後半にはヒヤリとさせられるシーンもあったが最後までリードを守り切り、勝ち点3を獲得した。

グループFの韓国は22日（同23日）に優勝候補のフランスと対戦。22分にカウンターからMFイ・スンウォン（江原FC）のゴールで先制すると、64分にFWイ・ヨンジュン（金泉尚武FC）がクロスボールを頭で合わせて追加点を奪った。70分にフランスにPK（ペナルティーキック）を決められたが、2-1で逃げ切った。

中国サッカーメディアの「球迷視界」は23日、この2試合について詳細に報じた上で、U-20中国代表がU-20W杯の予選を兼ねた3月のU-20アジアカップで日本と韓国に善戦したことに言及した。中国はグループステージ初戦で日本に1-2で惜敗したが2位通過し、ノックアウトステージ初戦で韓国に延長戦の末に1-3で力尽きてU-20W杯出場を逃した。記事は「日本と韓国に敗れてU-20W杯出場を逃したのは残念だが、日韓に引けを取らないパフォーマンスを披露した」「このU-20中国代表は、近年まれに見る（中国の）サッカーファンから称賛されたチームだった」などと伝えた。（翻訳・編集/柳川）