中国の新たな駐米大使として謝鋒（シエ・フォン）外務次官が23日、米ニューヨークのケネディ国際空港に到着した。台湾メディアの聯合新聞網が報じた。

謝氏は自身のツイッターアカウントを更新し、空港に到着した際の写真を添えて、英語と中国語で「習近平国家主席により第12代駐米中国大使に任命されたことを大変光栄に思います。私は中国人民の代表として、中国の利益を守るために来ました。これは私の神聖な職責です。私は中国人民の使者として、中米の交流と協力を増進させるために来ました。これは私の重要な使命です」と投稿した。

米国務省のマシュー・ミラー報道官は同日の定例記者会見で、謝氏を歓迎すると表明した上で、「われわれは責任をもって米中の競争を管理するため、引き続き対話のチャンネルを維持する」とコメントした。

謝氏は米国側に大使の信任状を提出してから駐米大使として正式に就任する。ミラー氏は、信任状提出に向けた手続きについて「双方による話し合いと確認が必要だ」と述べた。

駐米大使のポストは前任の秦剛（チン・ガン）氏が昨年末に外相就任が決まり、今年1月に帰国して以降、空席となっていた。（翻訳・編集/柳川）

I’m greatly honored to be appointed by President Xi Jinping as the 12th Chinese Ambassador to the US. As a representative of the Chinese people, I’ll safeguard China’s interests, my sacred duty. As their envoy, I’ll enhance China-US exchanges & cooperation, my important mission. pic.twitter.com/3lgcTfLWkU

— Xie Feng 谢锋 (@AmbXieFeng) May 23, 2023