Record ASEAN 2023年5月24日(水) 17時0分
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タイに貸与されていたジャイアントパンダ「Lin Hui(林惠)」の死因が発表されたが、中国のネット上では不満の声が相次いでいる。写真はチェンマイ動物園を訪問した中国領事館の外交官。
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タイに貸与されていたジャイアントパンダ「Lin Hui(林惠)」の死因が発表されたが、中国のネット上では不満の声が相次いでいる。
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Lin Huiは21歳のメスのパンダ。タイのチェンマイ動物園で飼育されていたが、今年4月19日に死亡した。2001年9月に臥龍中国パンダ保護研究センターで生まれ、03年10月に同動物園に貸与された。
中国新聞網などによると、中国野生動物保護協会はこのほど、Lin Huiの死因を動脈硬化による多臓器不全のためと発表した。また、鼻から出血していたのは鼻腔内の血腫によるものと説明。チェンマイ動物園の施設・食事管理、衛生・医療システム等の環境は条件を満たすものだったとした。
しかし、かねてよりLin Huiの死亡に疑問を抱いていた中国のネットユーザーらからは「これまでの健診は意味がなかったということか?。病気を発見できなかったのか?」「あんなに苦しそうにしていたのに」「つまり検査は適当にやっていたということだろう」「多臓器不全って、毎回の検査で何をしていたんだ。そんなに突然死ぬものなのか」「帰国間近で死亡したパンダは1頭や2頭ではない」「こんな発表、信じる人がどれだけいるのか」など、納得できないといった声が殺到している。
パンダをめぐっては米メンフィス動物園で飼育されていた「LeLe(楽楽)」も中国返還を間近に控えた今年2月に死亡し、中国で物議を醸していた。(翻訳・編集/北田)
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