世界の太陽光発電、27年に石炭を超え最大のエネルギー源になる見込み―中国メディア

人民網日本語版    2023年5月25日(木) 17時30分

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太陽光発電は27年に石炭を超え、最大のエネルギー源になる見込みだ。

第16回国際太陽光発電会議(SNEC)が23日、上海市で開幕した。太陽光発電業界の専門家と学者は会期中、産業の現在の発展状況と将来の発展動向について意見交換した。証券日報が伝えた。

天合光能の高紀凡(ガオ・ジーファン)会長は、「将来のカーボンニュートラルプロセスでは、電力システムはいち早くカーボンニュートラルの目標を達成する。エネルギーシステムの建設はゼロカーボンの電力システムとゼロカーボンの水素システムを主体とする。太陽光発電は各国のエネルギーモデル転換の鍵だ」との見方を示した。

高氏は、「太陽光発電産業は20数年の発展を経て1兆元(約20兆円)規模になった。太陽光発電の新規設備容量は2035年に22年の5倍になる」とした。

従来エネルギーの枯渇と持続的な上昇に伴い、太陽光発電はまもなく最も経済的な電力形式になる。陽光電源の曹仁賢(ツァオ・レンシエン)会長は、「中国の太陽光発電業界は引き続き高成長の流れを保っている。今年第1四半期(1-3月)の中国全土の新規設備容量は33GWの増加を実現し、昨年上半期の新規設備容量の合計に相当する。23年には太陽光発電の累計設備容量が初めて水力発電を超え、最大の非化石エネルギー発電源になる見込みだ」と述べた。

協●集団(●は金が3つ)の朱共山(ジュウ・ゴンシャン)会長は、「今年の全世界の太陽光発電新規設備容量は350GW前後に上り、累計設備容量では来年に水力発電を超える可能性が高く、26年に天然ガスを、27年に石炭を超え、最大のエネルギーになる見込みだ」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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