第76回カンヌ国際映画祭の閉会式で、中国の女優ファン・ビンビン（范冰冰）が16枚目の衣装を披露し、10日間にわたるファッションショーの最後を締めくくった。

今月18日（現地時間）に始まったカンヌ国際映画祭には、女優ファン・ビンビンが2018年以来、5年ぶりに登場。香港映画「緑の夜」（GREEN NIGHT）によって9回目の参加となった。

今回のカンヌでファン・ビンビンは、開会式で竹林と虎をあしらった中華風デザインの奇抜なドレスを着用して一躍注目を浴びたのをはじめ、奇抜なドレスやスタイリッシュなパンツスーツなど、これまで15着の衣装を披露し、連日のファッションショーが話題となった。28日の最終日には、閉会式で16枚目の衣装を公開。黒い白鳥を思わせるようなゴージャスなドレス姿を披露している。

最終日にファン・ビンビンが着用したのは、レバノンのファッションデザイナー、ジョルジュ・オベイカ（GEORGES HOBEIKA ）による新作ドレス。なお、閉会式を中継した映画祭公式のライブ配信では、ファン・ビンビンの姿が1分半にわたってクローズアップされ、プロフィールとともに「massive star in China」（中国のビッグスター）と紹介されている。

配信を見守った視聴者は、「圧倒的な美しさ」「美しすぎて泣けるほど」「やっぱりファン・ビンビンはレッドカーペットが最も似合う」と称賛のコメントを寄せている。(Mathilda)