中国の人気俳優ゴン・ジュン（龔俊）が主演を務める刑事ドラマ「風過留痕」のクランクインセレモニーが27日に行われ、ネットで期待の声が高まっている。

ドラマは、刑事捜査官の経歴を持つ人気作家、九滴水によるサスペンス・ミステリー小説「屍案調査課」を実写化するもの。元刑事の知識と経験が生かされた猟奇的な犯罪事件ファイルは2015年からシリーズ小説として出版され、中国で絶大な人気を誇っている。

作品はゴン・ジュンの他、ベテラン俳優のジアン・ウー（姜武）と女優のスン・イー（孫怡）らが出演し、監督は「キミだけのヒーローになりたい（原題：你是我的城池営塁）」のメガホンを取ったチャン・トン（張彤）監督が務める。

「風過留痕」のクランクイン報道を受け、ファンの間では「ゴン・ジュンが初挑戦する役、事件解決に挑む姿を早く見たい」「血で染まる落ち葉が写っているポスター、これだけで期待が湧いてくる」「ベテランで固められた制作陣だからきっといい作品に違いない」など、待ち望む書き込みが相次いだ。

今まで時代劇やロマンス現代ドラマへの出演が多かったゴン・ジュンだが、以前から別ジャンルへの挑戦意欲を示しており、今回挑む刑事役で一つの宿願がかなった形となっている。（編集/RR）