日本人BJもびっくり?韓国で祭りの”ぼったくり価格”がまた物議

Record Korea    2023年5月30日(火) 10時0分

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29日、韓国・ソウル新聞は「地方の祭りで売られている飲食物のいわゆる”ぼったくり価格”が、日本人BJの動画を機に、またも物議を醸している」と伝えた。資料写真。

2023年5月29日、韓国・ソウル新聞は「地方の祭りで売られている飲食物のいわゆる”ぼったくり価格”が、日本人BJ(インターネット放送の運営者)の動画を機に、またも物議を醸している」と伝えた。

記事によると、韓国に居住する日本人BJ、ゆいぴょんさんのYouTubeチャンネルで28日、全羅(チョルラ)道地域を旅する内容の動画が公開された。用意したすごろくでサイコロを振り、出た目のマスに書かれた目的地と予算で旅をするという企画で、全羅南道・咸平(ハムピョン)に移動。ちょうど「咸平チョウ祭り」が開かれており屋台が並んでいたが、予算は8000ウォン(約850円)しかなく、豚のバーベキューが1皿4万ウォン、魚の練り物が1万ウォンなどには手が出ず、結局、1カップ4000ウォンのポンテギ(カイコのさなぎ)と1本4000ウォンのフランクフルトを購入していた。

この動画が公開されてから1日もたたず、ネット上のコミュニティには関連の書き込みが寄せられた。多くは「ぼったくり取り締まり係を配置する必要がありそうなレベル」「出汁をタラバガニで取ってるのか?」「これだからみんな、旅行は日本や東南アジアに行くんだよ」など、祭りでの物価の高さへの批判となっている一方で、「外国だって状況は同じだ。日本も祭りの屋台で売ってる物はバカ高い」「ベトナム、ダナン、セブ、ボラカイは体感で韓国より物価は高い」などと指摘する声もある。

他のコミュニティでも「屋台で高い物を買うのはしゃくだから、祭りに行ってもコンビニを利用してしまう」「日本の祭りでは納得いくレベルの値段だった。韓国はとんでもない値段のところが結構ある」などの意見が上がった。また、「こうしたイベントは地元の飲食店が出店するのではなく、主に専門業者の活動の場となっている」と主張する声もある。全国各地、どの祭りでも同じメニューを”ぼったくり価格”で出しており、地方の特色が失われているとの指摘もあるという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからも「祭りに行ったら、祭りだけを楽しもう。そこに商売しに来ている屋台は全国各地で客をだましている人間たちだよ。料理もおいしくないし、衛生的でもない」「だから祭りに行くのは、別の所で食事を済ませてからにしてる」「黙って利用するのをやめればいい。この値段でも食べる人がいるからぼったくりが続くんだ。誰も食べなくなったら値下げするでしょ」「我が家は随分前から祭りには行かなくなった。楽しみにして出かけても、ぼったくりで不愉快な思いをしたり、大した見どころもなかったりするから」「商売人なのか詐欺師なのか」など、屋台の値段への不満の声が殺到している。

また、「国内旅行をするお金があるなら日本や東南アジアに行くほうがずっといい」「どんなに行く所がなくても地方旅行なんてしないほうがいい」「国内2泊3日の予算で欧州にも行けるよ」といったコメントも多く見られた。

韓国では3月にも「地方の桜祭りでぼったくりに遭った」「5万ウォンの豚肉バーベキューは肉の下に大量のキャベツが盛られていた。”ぼったくり価格”を覚悟で行ったが、これは度を超えている」などと主張する投稿が波紋を呼んでいた。(翻訳・編集/麻江)



※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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