中国外交部の毛寧報道官は29日の定例記者会見で、中国政府のユーラシア問題特別代表を務める李輝大使がウクライナなどへの歴訪を終えたことを受けて、「李輝大使は15日から26日にかけて、ウクライナ、ポーランド、フランス、ドイツ、欧州連合（EU）本部とロシアを訪問して、ウクライナ危機の政治的解決に向けて各側と広範な接触と交流を行った」と説明した上で、「各側は中国が平和と対話を促す上で積極的な役割を果たしていることを十分に認め、中国が引き続き建設的影響を発揮することに期待を示した」と述べました。

毛報道官はまた、「ウクライナ危機は依然として切羽詰まった状況だ。中国は次の段階として、習近平国家主席が打ち出した『四つのすべきこと』『四つの共通点』『三つの思考』を実現させることを引き続き行い、ウクライナ危機の政治的解決を推進するための中国の貢献を果たしていく」と強調しました。（提供/CRI）