ケンタッキーやマクドナルドのおもちゃが品切れ、おもちゃ欲しさに「代食」、高値で「転売」も―中国

Record China    2023年5月31日(水) 23時0分

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31日、中国新聞網は、国際児童デー向けにファストフードチェーン店が発売した限定おもちゃ付きセットをめぐり、ネット上で「代食」や転売が横行していると報じた。

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2023年5月31日、中国メディアの中国新聞網は、国際児童デー向けにファストフードチェーン店が発売した限定おもちゃ付きセットをめぐり、ネット上で「代食」や転売が横行していると報じた。

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記事によると、中国のケンタッキー・フライド・チキン(KFC)が5月20日より国際児童デー限定のおもちゃ付きセットを発売したところ、SNS上では同日のうちに「手に入らない」との声が相次ぎ、公式サイトの掲示板にも「もう売り切れていた。補充してくれないか」との要望が続々と書き込まれた。

また、今回の限定セットは発売当日から3日間商品と引き換えられるチケットを渡す予約購入制度も導入していたものの、予想を超える人気ぶりのためチケットを持っていても交換できずに返金を余儀なくされるケースが相次ぎ、不満の声が出ているという。

さらに、マクドナルドでも同様に国際児童デー限定のおもちゃが手に入らないという苦情が相次いでいるといい、SNSや中古品取引プラットフォーム上では代わりにセットを注文し、おもちゃだけを客に送る「代食」サービスを提供する人物が続出している。「フードロスが発生する」という疑問や指摘に対して「セットの食事を街の清掃員などにプレゼントするよう指定することもできます」などとしてフードロス対策を施していることをアピールする業者も見られたとのことだ。


このほか、おもちゃの転売も横行しており、ある中古品取引プラットフォームでは、KFCのおもちゃ付きセットの定価69.9元を上回る70〜100元(約1380〜1970円)でおもちゃを販売するなど、マージンを付けて利益を得ようとする業者が多く見られるという。

記事によると、KFCの店員は国際児童デー当日の6月1日におもちゃの再入荷があると語ったものの「実際どの程度の量が再入荷するか分からないので、手に入れたい場合は当日の早い時間に来店するか、アプリで予約してほしい」と話した。また、SNS上ではすでに6月1日分の「代食」を受け付ける人物も出現しているという。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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