日本で起きた中国人留学生殺害事件、被害者の母親「賠償金は全額支払われた、寄付する」

Record China    2023年6月3日(土) 11時0分

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2日、環球網は、2016年に日本で起きた中国人留学生殺人事件被害者の母親が、元ルームメイトからの賠償金をすべて受け取ったことを明らかにしたと報じた。

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2023年6月2日、中国メディアの環球網は、2016年に日本で起きた中国人留学生殺人事件被害者の母親が、元ルームメイトからの賠償金をすべて受け取ったことを明らかにしたと報じた。

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記事によると、16年に東京都内のアパートで殺害された江歌(ジアン・ガー)さんの母親である江秋蓮(ジアン・チウリエン)さんが、「江歌さんを助けようとしなかった上、事件後にネット上で江秋蓮さんを挑発するような発言をした」として元ルームメート劉暖曦(リウ・ヌワンシー、劉鑫から改名)に賠償金や慰謝料を求める訴訟を起こし、山東省青島市中級法院が昨年12月30日に69万6000元(約1360万円)の支払いを劉被告に命じる2審判決を言い渡していた。


江秋蓮さんは今月1日にSNSを通じて69万6000元をすべて受け取ったことを明らかにするとともに、賠償金を寄付する予定だと語った。また、賠償金の支払いをめぐって裁判所が劉被告に対して4回の強制執行を実施したことも明かしている。

これまでの報道では、2審判決後に劉被告がSNS上で賠償金の寄付を求めてアカウントが凍結されるトラブルが起きたことや、法律で賠償実行の期限と定められた「2審判決が発効してから10日以内」を過ぎても劉被告が賠償金の支払いを完了しなかったため、江秋蓮さんが今年1月10日に強制執行の申請を法院に提出したことなどが伝えられていた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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