中国国営中央テレビ（CCTV）のドラマチャンネル（CCTV-8）で1日に放送を開始した人気俳優シャオ・ジャン（肖戦）とリー・チン（李沁）が主演するドラマ「夢中的那片海」が圧倒的強さで視聴率トップに君臨したことが分かり、ネット上で歓喜の声が上がっている。

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中国のエンタメデータバンク「酷雲互動」によると、ドラマは1．6％を超える高視聴率で、同時配信中のすべてのドラマに大差を付けたとのこと。また、ドラマのリアルタイム・ヒット指数を示す動態グラフによると、5月31日時点で「蓮花楼」「公訴」「底線」などの作品がトップを競いながら前後していたが、日付が変わり「夢中的那片海」が登場すると、ぶっちぎりの1位に輝いていることが分かる。

ドラマファンの間では「初日からすごい成績！」「さすがシャオ・ジャン、演技と魅力でどんな作品にも対応できる」「スタートしていきなり肖春生（シャオ・ジャン）が窓を破って図書館に入るが、このシーンでとりこになり、やめられなかった」「1970年代の風情が楽しめる作品で、非常に見応えがある」など絶賛コメントが殺到している。

同名のネット小説を映像化した「夢中的那片海」は、70年代の北京を舞台に夢を追い求めて奮闘する若者の姿を描く青春群像劇だ。シャオ・ジャンは情に厚い主人公の肖春生を演じ、リー・チンがヒロインの佟暁梅を演じている。

反抗心むき出しでオレ様な主人公、自転車に乗って街を駆け抜ける若者たち、再現される50年前のライフスタイルや日常品など。「夢中的那片海」は70年代のあれこれを思い浮かべさせながら視聴者を楽しませてくれそうだ。（編集/RR）