中国で急成長の新エネ車、整備士の人手不足が深刻

CRI online    2023年6月2日(金) 19時20分

拡大

ここ数年、新エネルギー自動車産業が急ピッチで成長しており、新エネルギー車購入がトレンドになっています。写真はテスラ車。

ここ数年、新エネルギー自動車産業が急ピッチで成長しており、新エネルギー車購入がトレンドになっています。一方で、「車を買うのは簡単だが、修理は難しい。整備店を何店も回ってやっと故障箇所が見つかったこともある」というクレームも上がっています。

宋晨さんは新エネルギー車を運転して5年余りたちますが、「エアコンカートリッジやタイヤなど摩耗しやすい部品のメンテナンスや交換、洗浄サービスは便利だが、バッテリーやモーター、電気制御などが故障した時は、的確に対応してくれる整備店はなかなか見つからない」と記者に明かしました。

中国工業情報化部が発表した「製造業人材発展計画指針」によりますと、2025年までに省エネ・新エネ車の人材は120万人に達するものの、依然として103万人の人手不足が見込まれています。うち新エネ車の整備分野では、人手不足の割合が80%になる可能性があるとされています。

新エネ車整備士養成専門家の金嘉煒さんは新エネ車産業について「2021年と2022年は急成長が目立った」とし、「ここ数年、新エネ車のメンテナンスに対する焦りを感じている。サービスの効率や質などの面で供給不足の問題がある」と指摘しました。(提供/CRI

※本記事はニュース提供社の記事であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。すべてのコンテンツの著作権は、ニュース提供社に帰属します。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携