「お腹を空かせた子どもに…」粉ミルクを盗んだシングルマザー、韓国の警察官の行動に称賛の声

Record Korea    2023年6月4日(日) 18時0分

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2日、韓国・国民日報は「飢えた我が子のために粉ミルク盗んだシングルマザー、警察官がとった行動」と題した記事を掲載した。

2023年6月2日、韓国・国民日報は「飢えた我が子のために粉ミルク盗んだシングルマザー、警察官がとった行動」と題した記事を掲載した。

江原(カンウォン)警察庁によると、3月23日、江原道・原州(ウォンジュ)のある大型スーパーから、40代のシングルマザーの女が食品、粉ミルク、おむつなど約17万ウォン(約1万8000円)分の商品を盗んだとして、警察に通報があった。

出動した警察官に、女は「子供が10時間、何も口にしていない。一銭も持っていないので、悪いことだと知りながら粉ミルクなどを盗んだ」と話したという。警察官は当初、その話を信じなかったが、女の住むワンルームに同行すると、生後2カ月の赤ん坊が泣いていたという。女は過去に2回、窃盗で罰金刑を受けていたが、罰金未納で手配されている状態だった。育児手当などでかろうじて生活していたが、この日、粉ミルクを買う金がなく犯行に及んだという。

驚いた警察官はすぐにスーパーに走り、自費で粉ミルクを購入し、女に渡した。「自分も新米の父親なので、粉ミルクとおむつを盗んだのはよほどのことだろうと胸が痛んだ」「子供が長時間ミルクを飲んでいないと聞き、ひとまずミルクをと思って購入した」と話している。女は3月末に窃盗罪で在宅のまま送検されたが、この警察官は事件後も、罰金を分割納入にできる支援策を教えるなど、女をサポートしていたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「この警察官に賞をあげてほしい」「高速で昇進させてあげて」「世の中まだ捨てたものじゃない。市民の手本となるべき警察官だ」など、称賛の声が寄せられている。

また、「生後間もない子供を置いて働きに出ることもできなかったのか。福祉の死角だ、胸が痛む」「出産後から保育園に預けられるようになるまで、国が赤ちゃん1人当たりの衣食住費用を支援できないものか」「出生率を上げるための予算をこういうところに使ってもらいたい」「住所を教えてほしい。ミルクとおむつを送ってあげたい」「どんなに苦しくても子供を捨てずに何とかしようというその気持ちは美しいと思う」「子供を捨てたり殺したりする親に比べたら、窃盗は悪いことだけど、悪い母親ではないという気がする」など、同情のコメントも多い。

一方で、「良心があるなら盗むのは粉ミルク1缶くらいだろう。17万ウォン分も盗んだりしないと思う」「同情のコメントが多いけど、ちょっと違うと思う。40代で無策のまま子供を産んだこと自体が間違いでは」「常習犯のにおいがする」といった声も多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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