中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で6日、中国からの大量の荷物で韓国の税関がいっぱいになっているとの話題が注目を集めた。

中国メディア・観察者網の公式アカウントによると、韓国の税関当局は最近、中国の電子商取引（EC）プラットフォームの荷物が激増したことを理由に、平沢税関での通関が滞っていると表明した。1カ月に及ぶ物流遅延が生じた消費者もいるという。

これについて、中国アリババ傘下の越境ECプラットフォーム・全球速売通（AliExpress）の関係責任者はスマートフォン関連のアクセサリーやキャンプ用品、衣料や小型家電に対する韓国の消費者の需要が激増したことを紹介。「当局との意思疎通、協力を積極的に進めている」として、問題の早期解決を確保する考えを示した。

AliExpressの韓国の月間アクティブユーザーは2年で128％増加したとのデータがあり、同プラットフォームが韓国市場への投入を拡大し続けてきたことが「ネットショッピングの嵐」が起きた原因と分析されているそうだ。

この話題をめぐって中国のあるネットユーザーは、「中国の商品がますます良くなって海外のネットユーザーに認められたことを示すもの」との感想を寄せている。（翻訳・編集/野谷）