カンボジア首相、NATOのアジア太平洋進出の動きを憂慮

CRI online    2023年6月6日(火) 19時20分

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カンボジアのフンセン首相は5日、「一部の国が北大西洋条約機構のアジア太平洋への進出に力を入れていることを憂慮している。これはアジア地域の安全と安定にとって脅威だ」と述べました。写真はカンボジア。

カンボジアのフンセン首相は5日、「一部の国が北大西洋条約機構(NATO)のアジア太平洋への進出に力を入れていることを憂慮している。これはアジア地域の安全と安定にとって脅威だ」と述べるとともに、米国英国オーストラリアによる原子力潜水艦での協力は世界平和への脅威だと警告しました。

フンセン首相は同日、カンボジア王立法律経済大学の卒業式で行った演説で、「現在、一部の国が軍艦を東南アジアに派遣すると発表して、軍艦を南海に向かわせている。これはアジア地域の安全と安定にとって脅威だ」と指摘した上で、「これまでNATOの軍事力は一貫して西洋諸国に置かれてきたが、今ではアジア太平洋地域への進出を推し進めている」と指摘しました。

フンセン首相はさらに、米国、英国、オーストラリア3カ国の原子力潜水艦協力について、「この協力計画も危険な軍拡を引き起こす可能性があり、東南アジア諸国連合(ASEAN)と域内諸国が非常に強い関心を寄せる問題だ。東南アジアは非核地域であり、域内諸国は核兵器の拡散に断固反対している」と述べ、このような状況が続けば、世界はより大きな危険にさらされることになると警告しました。(提供/CRI

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