Record China 2014年7月22日(火) 19時29分
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22日、韓国・聯合ニュースによると、韓国警察が清海鎮海運会社の実質的なオーナー、兪炳彦容疑者のものと断定した遺体は、別人のものではないかと疑う声が上がっている。写真は中国の報道。
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2014年7月22日、韓国・聯合ニュースによると、韓国警察は6月12日に韓国全羅南道順天市の畑で発見された遺体が、清海鎮海運会社の実質的なオーナー、兪炳彦(ユ・ビョンオン)容疑者のものと断定した。しかし、不可解な点が多いことから、遺体は別人のものではないかと疑う声が上がっている。中国新聞網が伝えた。
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警察は、遺体から採取した指紋が、兪容疑者のものと一致したほか、遺体と兪容疑者の実兄のDNAを比較したところ、2人は同一の父母から生まれていることが確認されたと発表している。しかし、ある警察関係者はこれに否定的な見方を示す。
このベテラン警察官は、発見された遺体は絶対に兪容疑者のものではないと断言する。「遺体は発見されたときにひどく腐敗しており、白骨化が始まっていた。しかし、兪容疑者が5月25日に行方をくらませてから18日間、いくら炎天下だったとはいえ、遺体が白骨化する可能性は極めて低い」とし、この遺体の人物は6カ月前にはすでに命を落としていたと推測する。
また、遺体発見時の状況にも疑問が残るという。発見当時、遺体はジャケットに帽子といういでたちで、遺体のそばには風呂敷に包まれた焼酎とマッコリの酒瓶が包まれていた。しかし、情報によると兪容疑者は普段、酒を飲まないという。
さらに、付近の住民の話によると、昨年の冬から今年4月にかけて、帽子にジャケット姿のホームレスが現場近くで徘徊しているのがたびたび目撃されていたが、最近は見かけなくなったという。警察に通報した第一発見者と、最初に現場に駆け付けた警官も、「遺体はホームレスのようだった」という見解で一致しているという。(翻訳・編集/北田)
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