カホフカ水力発電所のダム破壊、中国が深刻な懸念表明

CRI online    2023年6月7日(水) 14時50分

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中国の国連大使はカホフカ水力発電所のダムが破壊されたことに深刻な懸念を表明するとともに、各当事者に対し、理性と自制を保ち、和平交渉を再開すべきだと呼び掛けました。

国連安全保障理事会は6日、カホフカ水力発電所のダムが破壊されたことに関する緊急会合を開きました。中国の国連大使は水力発電所のダムが破壊されたことに深刻な懸念を表明するとともに、各当事者に対し、理性と自制を保ち、和平交渉を再開すべきだと呼び掛けました。

中国の張軍国連大使は発言の中で、「中国はカホフカ水力発電所のダムが破壊されたことに深刻な懸念を表明し、それによる人道・経済・生態への影響を深く懸念している。中国はすべての紛争当事者に対し、国際人道法を順守し、民間人と民間施設の安全を全力で守るよう呼び掛けている。国連が関連する人道組織と共に積極的に行動し、人員避難とその後の救助に全力で協力することを中国は支持している」と述べました。

カホフカ水力発電所のダム破壊によりザポリージャ原発にもたらされる影響については、「原子力災害が発生した場合、その被害を受けずに済む人は誰もいない。各当事者が最大限の自制を保ち、対決を激化させ誤解を招きかねない言動を避け、原発の安全と安全保障を維持するよう中国は呼び掛けている」と重ねて表明しました。(提供/CRI

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