約4000人が地盤沈下で避難、地質専門家「国内外でも珍しい」―天津市

Record China    2023年6月8日(木) 20時0分

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中国メディアの毎日経済新聞は6日、中国天津市で起きた地盤沈下で約4000人が避難したことを伝えた。

中国メディアの毎日経済新聞は6日、中国天津市で起きた地盤沈下で約4000人が避難したことを伝えた。分析を行った専門家からは、「短時間でこれだけの面積が沈下するのは珍しく、より踏み込んだ調査が必要」との見解が示されたという。

報道によると、この現象が起きたのは5月31日のことで、場所は津南区八里台鎮の八里台東路という道路。津南区人民政府は6月1日、「八里台東路の一部に隆起、亀裂があり、(付近にあるマンションの)碧桂園鳳錦庭院の芝生の一部が沈下した。一部の地下駐車場では壁にひびが入り、漏水があった」と発表した。


建物には傾いているものもあり、多くの入居者が引っ越しを行っている。避難した人は3日午後9時時点で3899人。自然資源部、応急管理部、住宅・都市農村建設部などの専門家20人余りが現地入りして24時間のモニタリングが続けられており、地質工学、地質構造、地震などの専門家は「短時間でこれだけの面積が沈下するのは国内外を見ても珍しい。具体的な原因の究明にはより踏み込んだ調査が必要だ」との見解を示した。(翻訳・編集/野谷

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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