F1グランプリ中継で解説者が中国人ドライバーに差別的発言、英テレビ局が謝罪―中国メディア

Record China    2023年6月8日(木) 15時0分

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7日、環球時報は、スペインで行われたF1グランプリレースを中継した英テレビ局の解説者が中国人を侮辱するような発言をしたとして、テレビ局が謝罪したと報じた。

2023年6月7日、環球時報は、スペインで行われたF1グランプリレースを中継した英テレビ局の解説者が中国人を侮辱するような発言をしたとして、テレビ局が謝罪したと報じた。

2023年F1第8戦のスペイングランプリが4日にバルセロナで行われ、アルファロメオの中国人ドライバー周冠宇(ジョウ・グアンユー)が9位で完走し今季2回目となるポイントを獲得した。

記事は、テレビ局スカイスポーツの有名解説者マーティン・ブランドル氏が中継の中で周に対し「チャイナマン」という呼称を用いたと紹介。「チャイナマン」は西洋文化において明らかに中国人を侮蔑する色彩を帯びた言葉であることから、ブランドル氏に対する批判や非難が続々と寄せられたと伝えた。


また、中国からの批判のみならず、英国の視聴者からも「歴史を知っていれば、これが差別的な言葉だということははっきり分かるはずだ」「歴史を学び、謝罪せよ」との意見がSNS上に書き込まれたとしている。

そして、環球時報英語版の記者が同局に問い合わせたところ、同局から「誤った表現方法であり、気分を害してしまったを謝罪する」「ブランドル氏はすでに中継中の言葉遣いに気をつけるよう注意を受けた」との回答があったことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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