中国からインドに伝来した伝統漁法の保存を、中国側が申し入れ―中国メディア

Record China    2014年7月25日(金) 14時39分

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22日、参考消息網は記事「“チャイニーズ・フィッシング・ネット”の保護を、中国がインドに提案」を掲載した。中国から伝わったという古来の漁法を保護するよう中国側が申し入れた。写真はインドのチャイニーズ・フィッシング・ネット。

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2014年7月22日、参考消息網は記事「“チャイニーズ・フィッシング・ネット”の保護を、中国がインドに提案」を掲載した。

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19日付インド英字紙ヒンドゥスタン・タイムズによると、在インド中国大使館関係者ら中国代表団が19日にインド南部ケーララ州コーチ市を訪問。同市の名物として知られるチャイニーズ・フィッシング・ネットの保護と観光用の歩行者道整備を申し入れた。

チャイニーズ・フィッシング・ネットは、古来から伝わる漁法で、長さ10メートルはある巨大な柱をクレーンのように使い、網を海底に沈めては引き上げるという漁法。もともとは中国で発明された漁法がインドに伝わったとされる。明代の大航海家・鄭和が伝えたとか、ポルトガル船が伝えたなど諸説がある。

チャイニーズ・フィッシング・ネットはコーチ市の観光資源だが、漁獲量が少ないこと、設備の維持にコストがかかることからその数を減らしており、今では20基を残すのみだという。コーチ市のチャイニーズ・フィッシング・ネット所有者協会会長は中印関係の改善にも役立つとして提言を歓迎した。(翻訳・編集/KT)

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