中国版Shall・We・Dance?教育の一環として、武術からダンスへ―河南省

Record China    2007年6月26日(火) 12時36分

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Shall・We・Dance?中国教育省は子どもたちの情操教育に役立つとして、フォークダンスを全国的に取り入れることを発表した。しかし、この方針には賛否両論が噴出している。

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2007年6月25日、1950年代、60年代生まれの日本の大人たちは皆、子どもの頃、学校で男の子と女の子が一緒にフォークダンスを踊った甘酸っぱい記憶を持っているだろう。何年もの間、鳴りを潜めていた“ワルツ”が、今、また子どもたちの学校に戻ってきている。ただ、それは日本ではなく…。

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2007年6月、中国教育省は“第一次全国中小学校フォークダンスについての指示”をまとめ、今秋から全国の小中学校で実施させる方針であると発表した。これによれば、2学期から、河南省の子どもたちも学校でフォークダンスを踊るようになる。教育省は、フォークダンスは子どもたちの健康増進と、情操教育に役立つとしている。

しかし、河南省のある地区では、武術を教育の一環として取り入れてきた学校も多く、フォークダンスを教育に取り入れることについては反対の声も上がっている。ある人は、「ダンスは美しいかもしれないが、河南省の子供たちには武術のほうがふさわしい」と語っていた。こうした背景の中、フォークダンスによる情操教育を目標とする教育省の方針がどこまで浸透するか注目されている。(翻訳・編集/BA)

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