人民網日本語版 2023年6月11日(日) 16時10分
拡大
河南省鄭州市の交通警察がこのほど行った実験で、スポーツ用多目的車であるSUVの死角に子供75人が隠れることができるという驚きの実験結果が明らかにされた。
(1 / 4 枚)
【その他の写真】
実験ではまず、幼稚園の教諭がSUVのパトカーの運転席に乗り、アイマスクをした。その後、幼稚園児75人がパトカーの周りの死角内へと移動。
パトカー前方の子供たちがしゃがみ込んでから、教諭にアイマスクを外し、車の周りやバックミラーを確認してもらったところ、なんと子供を1人も発見することができなかった。
車の死角とは、ドライバーが運転席に座った状態で、目視で確認できない範囲を指す。 交通警察によると、車体の幅が広いほど、死角の範囲も大きくなる。また、運転中は停車している時よりも死角が広くなるという。
交通警察は、「ドライバーは車に乗る前に周りを確認する習慣を身に付けなければならない。そうすることで、死角に入っている障害物を発見できるほか、パンクしていないかなど、車の状態もチェックできる。また、ドライバーは左折または右折する際には、できるだけ体を前後に動かして、Aピラーの死角を確認するように」とアドバイスしている。
SUVは一般的な乗用車よりも車高が高く、死角の範囲も大きくなる。子供が死角に入ったり、車の横でしゃがみ込んで遊んだりしていると、交通事故の原因になりやすい。長さが長く、幅の広いトラックなどの死角はさらに広くなる。
交通警察は、「保護者は普段から、車の周りでは絶対に遊ばないよう子供に繰り返し教えてほしい。また、外出する時も、子供が常に自分が見える場所にいるようにし、トラックが走行している場合は、子供も大人もできるだけ近寄らないようにしなければならない」と注意を呼びかけた。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
この記事のコメントを見る
Record China
2023/6/8
2023/6/7
2023/6/4
2023/5/23
2023/5/15
2023/5/9
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る