人民網日本語版 2023年6月11日(日) 19時0分
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チャットの会話の切り出し方にはさまざまなスタイルがある。ステッカーをタイムリーに使うと、気まずい空気を変えたり、楽しく会話したりすることができる。
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各種ステッカーを送るなど、チャットの会話の切り出し方にはさまざまなスタイルがある。ステッカーをタイムリーに使うと、気まずい空気を変えたり、楽しく会話したりすることができる。そして、誰かが送ってきたステッカーを気に入った時にはそのままそれを保存するものだ。中国日報が伝えた。
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そんな便利なツールであるステッカーだが、笑えない誤解を招くこともあるのも事実だ。
そうした誤解は、両親や教師とのチャットで生じるかもしれない。ステッカーやソーシャルメディアの使用頻度や受けているオンライン文化の影響の大きさなどが違うため、若者とその親の世代の人々が普段使う言葉にも大きな違いがある。
子供の送ってくるステッカーの意味が分からないという親もおり、その年代を感じさせるステッカーも、若者の「ツッコミ」の対象となってしまうことがある。
メンフィス大学のロジャー・クルーズ教授の研究では、同じツイートでも、ステッカーを添えない方がコミュニケーション効果が高いことが分かったという。
研究者は、特定のステッカーを使うと、相手を混乱させてしまうことがあるため、「ステッカーのコミュニケーション効果を過大評価していることがある」と注意を呼びかけている。
「ステッカージェネレーションギャップ」という現象の背後には、自分を中心にして偏った見方をしているため、文章では自分の考えていることが相手になかなか伝わらないという根本的な原因があるようだ。
また、実際に会って交流する時に、目や表情のちょっとした変化を通して伝えられる感情を、ステッカーでは表現できないということを決して忘れてはならない。
ステッカーは、文字の「風味」を増す「薬味」のような存在であるべきで、「文字」に取って代わることはできない。(提供/人民網日本語版・編集/KN)
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