このほど、重慶市初の東北5省観光特別列車Y152/153が、重慶北駅を出発しました。700人を超える旅行客を乗せての、北へ向かう16日間の夏の旅が始まりました。

この列車は16両編成で、二等寝台車13両、一等寝台車1両、食堂車1両、発電車1両からなり、客車はすべて寝台車となっています。ルート上には東北地域の人気スポットが多く含まれ、旅行客は東北づくしの16日間を過ごすことができるということです。

列車は重慶を出発後、河北省の山海関（万里の長城の起点がある）、黒竜江省のハルビン市と漠河市（中国最北端の北極村がある）、ハイラル（フルンボイル草原、満州里、中ロ国境などある）、吉林省と朝鮮にまたがる長白山を経由して、終点の遼寧省瀋陽市に到着します。

中国鉄路成都局集団有限公司は今年に入り、全国22の省・市・自治区をカバーする複数の観光路線を設け、各路線の季節ごとの特色に基づき、観光特別列車の通年運行計画を立案しました。今後はさらに18本の観光特別列車が運行する計画です。（提供/CRI）