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核保有9カ国の今年1月時点の核弾頭総数は推計1万2512発で、うち中国が増加数最多だったことが、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所が12日発表した最新の報告書で分かった。資料写真。
独ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトによると、核保有9カ国(英国、中国、フランス、インド、イスラエル、北朝鮮、パキスタン、ロシア、米国)の今年1月時点の核弾頭総数は推計1万2512発で、うち中国が増加数最多だったことが、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が12日発表した最新の報告書で分かった。
報告書によると、核保有9カ国の今年1月時点の核弾頭総数は推計1万2512発で、前年1月時点の推計1万2710発に比べて減少したが、1万2512発のうち9576発が使用可能な状態にあり、前年より86発増えた。
SIPRIのダン・スミス所長は、使用可能な状態にある核弾頭数は「増え始めている」としながらも、その数は1980年代の推計7万発余りを大きく下回っていると付け加えた。
中国の保有数は推計350発から60発増えて推計410発。インド、パキスタン、北朝鮮も保有数を増やし、ロシアの保有数は推計4477発から推計4489発と若干増加したが、残りの国は保有規模を維持した。
米国とロシアが世界の核弾頭の約90%を保有している。3位が中国で、SIPRIの研究員、ハンス・クリステンセン氏は「中国は核兵器の大幅な拡大を開始した」とし、「この傾向は、国家安全保障のために必要最小限の核兵器のみを保有するという中国の目標と一致させることがますます難しくなっている」と指摘した。(翻訳・編集/柳川)
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