中国・アラブ諸国協力フォーラムの第10回企業経営者会議がこのほどリヤドで開かれました。

会議には20カ国以上から3000人余りが参加し、アラブ連盟のアブルゲイト事務局長、サウジアラビアのファイサル外相とアル・ファーレフ投資相がそれぞれ基調演説を行いました。

アブルゲイト事務局長は「『一帯一路』の共同建設と『グローバル発展イニシアチブ』に導かれる中国とアラブ諸国の協力はアラブ地域の技術導入と投資誘致に貴重な機会を創出した」と評価しました。

ファイサル外相は「今回の企業経営者会議はアラブ諸国と中国の伝統的な友情を深める重要的なプラットフォームとして、未来に目を向けて双方の協力を推進し、国民に利益を与え、積極的に世界の平和と発展を擁護していく」と述べました。

アル・ファーレフ投資相は「中国はアラブ諸国にとって発展の重要なパートナーであり、 双方の貿易が安定的に拡大していることで投資協力の明るい未来が切り開かれた」との考えを示しました。

中国はアラブ諸国にとって最大の貿易パートナーであり、双方の貿易額は2022年に4300億ドル（約60兆円）に達しました。（提供/CRI）