CRI online 2023年6月14日(水) 10時0分
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60年以上前、サイハンバは高原の荒れ地でしたが、今では森林被覆率が82%に達しています。
中国北部の河北省サイハンバ(塞罕壩)機械林場は、世界最大の面積を持つ人工林であり、中国がエコ文明建設を推進するうえで模範となるところでもあります。
サイハンバの造林は2022年に樹冠下造林にシフトし、広葉樹林を導入し、針葉樹と広葉樹の混合林化を進め、多種、多層、複合林構造を構築しました。
60年以上前、サイハンバは高原の荒れ地でしたが、今では森林被覆率が82%に達しています。それは3世代にわたる林場建設者の厳しい環境下での奮闘の結果です。
習近平総書記は2021年8月にサイハンバ林場の視察に訪れた際、「サイハンバ林場の建設史は感動的な刻苦奮闘の歴史であり、全国のエコ文明建設において重要な模範的意義を持っている」と強調しました。
サイハンバは河北省の最北部、内蒙古高原の渾善達克(フンサンダク)砂地の南端に位置し、1962年に黄砂の侵入を阻止するために、元の林業部が建設したものです。全国18の省から集まった平均年齢24歳にも満たない360人余りの建設者が、困難きわまりない寒冷な高地の荒れ地で造林を始めました。
林場では今年、さらに約1530ヘクタールの混合林を育成する予定で、2030年までに有林地面積は8万ヘクタールに達し、森林被覆率は86%まで引き上げられる予定です。毎年2億8400万立方メートルの水源を育成し、約86万トンの二酸化炭素を固定し、59万8000トンの酸素を放出して、京津冀地域(北京市、天津市、河北省)の生態系をしっかり守る障壁となっています。(提供/CRI)
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2023/6/13
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