人民網日本語版 2023年6月15日(木) 7時30分
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抖音ECの無形文化遺産の販売量は162%増となり、手作り麻花が1位だった。写真は麻花。
ショート動画共有アプリ「抖音(中国版TikTok)」のEC事業「抖音EC」はこのほど、「抖音ECがサポートする無形文化遺産の発展データ報告2023」を発表した。それによると、過去1年間に抖音ECプラットフォームでは無形文化遺産の継承者によるライブコマースの取引額が前年比194%増加し、取引額が100万元(約2000万円)を超えた継承者は同57%増加した。消費者に特に人気があった無形文化遺産の良品には、手作りの麻花(ねじり揚げ菓子)、陶磁器のカップ、紫泥の急須、花象嵌細工のネックレス、武夷岩茶などがある。
同報告によると、過去1年間に、継承者によるライブコマースの配信時間は7万7000時間に達し、継承者の商品をショッピングカートのシステムで販売するショート動画の再生回数は延べ8828万回に上った。
継承者の年齢分布には若年化の傾向が見られる。同報告によると、プラットフォームでのライブコマース成約額トップ100に並ぶ継承者のうち、「90後(1990年代生まれ)」が37%、「00後(2000年代生まれ)」が12%を占めた。
無形文化遺産の工芸技術がショート動画とライブコマースを通じてより多くの人に知られ、理解されるようになり、さらには消費者の購買意欲もかき立てた。同報告によると、過去1年間に、抖音ECを通じて無形文化遺産の商品を購入した消費者数は前年比で62%増加し、プラットフォームでの無形文化遺産の良品の販売量は同162%増加し、中でも手作りの麻花、陶磁器のカップ、紫泥の急須、花象嵌細工のネックレス、武夷岩茶の販売量が上位に並び、消費者に最も人気のある無形文化遺産の商品になった。
抖音ECの発表によれば、消費者の年代別の割合を見ると、「90後」が最多を占めてプラットフォームで最もよく無形文化遺産の商品を購入する層になり、「00後」は取引額が前年同期の3倍近くになった。地域別では、北京地区の購入量が全国トップで、上海、天津、杭州、深センが後に続いた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)
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