人民元建て国債、香港での2023年第1期分が発行

CRI online    2023年6月14日(水) 17時50分

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中国財政部は14日、香港特別行政区で2023年第1期分として、人民元建て国債120億元分を発行しました。写真は人民元。

中国財政部は14日、香港特別行政区で2023年第1期分として、人民元建て国債120億元(約2300億円)分を発行しました。うち2年物は60億元(約1200億円)分、3年物は40億元(約780億円)分、10年物は20億元(約390億円)分です。

中国中央政府が香港で初めて人民元建て国債を発行したのは2009年9月28日で、それ以来15年連続して発行してきました。今回の発行分を含めて、財政部は香港で累計2730億元(約5兆3000億円)分の人民元建て国債を発行しました。財政部は今年、4期に分けて計300億元(約5900億円)分人民元建て国債を発行することで、世界主要金融センターとしての香港の地位を支援します。

香港金融管理局(HKMA)の李達志(ハワード・リー)副総裁は香港での人民元建て国債の発行について、「現在はますます多くの国が、人民元建ての貿易決済を希望している。実体経済における貿易は金融市場の発展と関連しており、金融機関の流動性創出効果に頼る必要がある。オフショア投資商品が豊かであるほど、海外の人々が人民元商品を利用することに有益になる」と説明しました。(提供/CRI

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