世界銀行、今年の中国経済成長率を5.6%と予測

CRI online    2023年6月15日(木) 12時20分

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世界銀行は今年第1四半期の中国の経済活動にある程度の回復がみられたことから、今年の中国経済の成長率は5.6%に達する見通しだと予測しています。写真は重慶市。

世界銀行は北京時間14日午前10時、最新の「中国経済見通し」を発表しました。報告によると、今年第1四半期の中国の経済活動にある程度の回復がみられたことから、今年の中国経済の成長率は5.6%に達する見通しだが、同時に、世界経済は多くの不確定性に直面しており、中国の経済成長にもある程度の課題をもたらすだろうと予測しています。

世界銀行は最新の「中国経済見通し」で、製造業において、新エネルギー自動車や太陽電池が他の産業をリードしていると指摘した上で、最近の信用緩和政策と政府によるインフラ投資の動きを受けて、公共部門の投資が急激に増加し、経済成長の重要な触媒になっているとしています。

世銀は、中国の経済回復は政策制定に重要なきっかけを提供することにもつながり、活動の重点を中国の中長期発展目標に置くことを可能にするとしています。一方で、重点分野の改革を推進することは中国が経済成長を維持し、長期目標を実現するための鍵であるとの見方を示しました。例えば、グリーントランスフォーメーションの面で、中国は炭素排出権取引システムを含む市場ベースの手段の利用を拡大することで、エネルギー供給を確保しながらより効率的な脱炭素化の道を歩むことができるとしています。

世銀は同時に、今年の中国経済成長は、外部環境の影響を受けて、一定の課題に直面するだろうと指摘しました。(提供/CRI

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