期限切れ肉問題、被害企業はマック、ピザハットなど9社=損害賠償訴訟も―中国メディア

Record China    2014年7月24日(木) 6時40分

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23日、中国上海市の食品会社「上海福喜食品」が使用期限の切れた鶏肉を使った加工食品を取引企業に納めていた問題で、上海食品薬品監督局は出荷先はマクドナルド、ピザハット、バーガーキング、7‐11など9社に上ったと発表した。写真は中国のピザハット。

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2014年7月23日、新華網によると、中国上海市の食品会社「上海福喜食品」が使用期限の切れた鶏肉を使った加工食品を取引企業に納めていた問題で、上海食品薬品監督局は初期調査結果を発表し、出荷先はマクドナルドピザハット、バーガーキング、7‐11など9社に上ったと発表した。専門家は損害賠償を求めて公益訴訟を起こすよう提言している。

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北京市の法律事務所は、福喜食品は「食品の消費期限の遵守や安全確保を求めた食品安全法に違反している」と指摘。中国の刑法によると、食品安全基準を守らず、食品が原因の疾病や食中毒を引き起こした場合、最高3年以下の懲役および罰金が科せられる。重大な被害が起きた場合、福喜食品が刑事処分の対象となる可能性もある。

今回の問題は、食品の卸売業者が末端消費者に損害を与えた場合、被害者は卸売業者を訴えられるか否かが焦点となっている。中国消費者協会の弁護団は「今回のケースでは福喜食品を訴えられる。しかし、訴訟コストが高くなるため、協会を通じた公益訴訟の道を探ってほしい」としている。(翻訳・編集/AA)

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