マラソン大会で外国人選手が50メートル先からスタートし物議=中国ネット「それが普通」

Record China    2023年6月16日(金) 21時0分

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中国メディアの鳳凰網は、甘粛省蘭州市で行われたマラソン大会で外国人選手がほかのランナーよりも50メートル前から優先的にスタートしたことで物議を醸していると報じた。

中国メディアの鳳凰網は、甘粛省蘭州市で行われたマラソン大会について「外国人選手がほかのランナーよりも50メートル前から優先的にスタートしたことで物議を醸している」と報じた。

記事によると、今月11日に行われた2023蘭州マラソンについて、20人ほどのアフリカ人選手らが一般のランナーよりも50メートルほど手前からスタートする様子を映した映像がショート動画プラットフォームなどで出回り、「不公平だ」などと批判の声が上がった。

この件について蘭州市体育局の担当者は「蘭州マラソンは国際大会と認定されており、エリート選手が妨害を受けないようにアマチュア選手との緩衝地帯を設けている」と説明。「今大会でスタート時に先頭に配置されたのは、ワールドアスレティックス(国際陸上競技連盟)のリストでトップ100位以内の選手。国内には100位以内の選手はいなかった。ワールドアスレティックスも職員を派遣してチェックしており、規定と合致するものだった」と回答した。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のユーザーらも理解しているようで「これは正常なことだろう」「プロとアマを分けるのは普通」「トップ選手が前方からスタートするんだよ。そうでなければ何千人も固まっててどうやって走るんだよ」「シード選手が先にスタートするのは普通。タイムもそれに合わせて計っている」といった声が寄せられたほか、中には「ここのコメント欄のユーザーはよく分かってるな。動画アプリのコメント欄のひどさとは大違いだ」とコメントするユーザーも見られた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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